社会ロボット具現化センターは、モノづくりの基本である工学、応用工学であるロボティクスを通じた研究成果をもとに、新たな可能性を社会に提示し、研究成果の具現化およびロボット市場の開拓を目指します。
エネルギー資源の安定的な供給は大きな社会問題であり、再生可能エネルギーの導入とともにメタンハイドレート、レアメタルなどの次世代資源開発への期待が高まっています。日本領海においてこれらの資源が発見されていますが、埋蔵量調査や環境影響評価が必要です。
人口減少と高齢化による労働者不足が進み、超高齢化社会の到来に向けた対応が急がれています。医療や介護の現場で活用できるロボット技術の導入による医療現場の労働者の負荷軽減、高度医療の提供、患者の苦痛軽減やリハビリ促進が期待されています。
ものづくりを支える製造業では、施設の老朽化や高齢化などの問題を抱え、海外との熾烈な価格競争の煽りを受け苦境に立たされています。生産設備の自動化を積極的に支援し生産効率を向上させる必要があります。