VPNとは

 VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット網を通して、離れた拠点間をあたかも同一LAN上にあるかのように仮想的なネットワークを構築する手法をいいます。特に拠点とクライアントPC間で接続される場合をリモートアクセスVPNといいます。
通常、教職員向け全学グループウェア「ガルーン」や研究科ウェブサーバへのFTPアクセス、研究室内のワークステーションへのアクセスは、セキュリティの関係でインターネット側からはアクセス出来ません。
VPNの利用により、自宅や出張先からインターネット経由でこれらのリソースにアクセスすることが出来ます。VPN端末は、仮想的なIPインターフェースを持ち、キャンパス内イントラと同等のネットワーク環境を得ることができます。

利用対象者

九工大IDを有する者

利用上の注意と制限事項
利用手順
  1. 研究室のLaboseg VPN管理者(ほとんどのケースで指導教員がこれに当たります)が,あらかじめLaboseg管理画面でVPN利用者の九工大IDを登録します。初めてLaboseg VPNを利用する場合は、Laboseg VPN管理者に登録を依頼してください。
    ※九工大IDは複数のLaboseg VPNに登録することは出来ません。  
  2. FortiClient VPNをダウンロードしてインストールします。 https://www.fortinet.com/support/product-downloads#vpn
    ※ソフトウェア名にVPNが含まれないものは有料版となり,本学のVPNサービスでは使えませんので,必ず「FortiClient VPN」をインストールして下さい。  
  3. 接続プロファイルの作成で,次の情報を入力します。
    • VPN: 「SSL VPN」を選択
    • 接続名: 任意(例: 若松Laboseg)
    • リモートGW: laboseg-w.kiban.kyutech.ac.jp
      • ポートの編集: チェックを入れて10443を入力
    • 認証: 「ユーザ名を保存」を選択
    • ユーザ名: <<九工大ID>>  
  4. 接続ボタンでVPN接続が開始します。以後は,WindowsのタスクバーやmacOSのメニューバーのアイコンからVPN接続/切断操作が可能です.